食の!ものづくり人材育成セミナ-
- 2017年01月25日 11:30
- [ものづくり教室]
2017年1月25日(水)
場所:室蘭工業大学 ものづくり基盤センタ-
室蘭市雇用創造推進協議会が主催している「食の!ものづくり人材育成セミナ-」が1月23日から5日間開催され、清水先生が講師を務めました。
このセミナ-は、市内の食品製造工場の見学や、菓子工房での職場体験、さらに食の製造業で働く上での様々な知識や働き手の思いを学ぶとともに、働く上で最も大切な「コミュニケ-ション術」をじっくり学ぶセミナ-や、再就職に向けて自信をつけるためのビジネスマナ-なども合わせて受講できるセミナ-です。昨年同時期にもこのようなセミナ-が室蘭市主催で開催され、清水先生が昨年同様依頼されて講義いたしました。
今回は、「これからの時代に求められるものづくりと人づくり」と題して、ものづくりに関する講義を受講いただいたり、様々なものづくりを体験いただきました。
まずはものづくりに関する講義を受講いただきました。
次に段ボールを使って箱を作り、その中に卵を入れて高所から落下させる実験「卵パッケ-ジコンテスト」を行いました。落下させた時に中に入れた6ケの卵が破損しないような300×300×300mmの箱を、1時間の制限時間内にダンボールを切り貼りして作り、高さ6mから落下させて破損状況を調べました。
低重量でいかに卵を破損させないような箱を作るかというものづくりを体験いただきました。
さらに、カントリ-サインのペ-パ-ウエイトを製作する鋳造体験も実施しました。清水先生のお手本を見ながら、初めての鋳造を体験いただきました。
ものづくりを体験後、最終講義を聴講いただき、本日受講いただいた記念品として清水先生の著書とボルタが贈呈されました。
このセミナ-では、本学ものづくり基盤センタ-の他、カネサン佐藤水産や室蘭うずら園、菓子工房モンパリ等室蘭市内の食に係る企業訪問や、コミュニケ-ション術の講義を5日間で受講いただく盛りだくさんな内容となっておりました。このような経験が今後職に就くときに活かされることを期待しております。