KSML 国立大学法人 室蘭工業大学 清水一道 ものつくり研究室


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清水 一道 Kazumichi Shimizu 室蘭工業大学 もの創造系領域 材料工学ユニット教授

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金融機関向けものづくり目利き塾

2017年11月8日(水)、9日(木)
場所:小樽商科大学

9月に本学にて行われた学生向けのものづくり目利き塾に続き、今回は小樽商科大学を会場に清水先生が出向いて金融機関向けの「ものづくり目利き塾」を開講いたしました。

このプログラムは、ビジネス展開における「企業の技術力・競争力の見立て」「マ-ケティング(新市場開拓、新商品開発、適正な価格設定等)」「資金調達(開発・販売等の各段階)」の課題について、産学官+金融の連携によって、それらの課題解決を円滑に進められる人材育成を目指すものです。企業の資金調達に関しては、主に金融機関がその技術力・競争力を適切に見極める力(=目利き力)を養うことで、担保や保証に依存しない円滑な金融支援が可能となり、地域産業の活性化につなげることが可能になると考えられます。このことから、その事業価値を見極める機能、すなわち「目利き人材の教育」を目的に、本学や小樽商大がその教育の中心となって、昨年度より開講しております。また、今回も「地(知)の拠点大学による地方創生事業(COC+)」も兼ねての開講となっております。

今回は、北洋銀行、北海道銀行を始めとする道内金融機関の行員の方々や、自治体、経済団体の職員の方々計20名が全2日間の日程で参加されました。

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1日目の最初に、開講式とガイダンスを行ない、小樽商科大学グロ-カル戦略推進センタ-産学官連携推進部門部門長の李濟民教授と室工大清水先生が開講の挨拶を行いました。

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その後目利き塾がスタ-トし、「ものづくりの歴史」というタイトルで清水先生が講義を行ないました。

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次に、今回の最初の実習として錫を使った鋳造実習を行ないました。実際に作成する前に、鋳造に関する講義を聴講いただき、更に清水先生による手順説明をご覧いただきました。その後、いよいよ錫を溶かして作るカントリ-サインのペ-パ-ウエイト製作に取り掛かっていただきました。日頃のお仕事とは全く異なる体験に、戸惑いながらも非常に真剣に取り組んでおられました。

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昼休憩を挟んで、午後からはバスにて㈱光合金製作所(朝里工場)に移動し、工場見学、その後は小樽商大に戻って、小樽商大の後藤先生による経営戦略の講義をを受講いただきました。

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次に室蘭に本社工場がある企業を題材に、ケ-スディスカッションへと移りました。この会社は、自動車、OA機器、産業機器など様々な分野の金型・金型部品を製造している企業で、開発を含む金型の設計から製造の一貫生産を行っている企業をケ-ススタディの一例として経営戦略等をディスカッションしていただきました。

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2日目は、まず、清水先生による目利きに対する講義を聴講いただきました。

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その後、実習へと移り、製品の目利きに関するグル-プワ-キングを行っていただきました。経済産業省の「ものづくり日本大賞」を受賞した道内企業等の製品を例に、5班に分かれてグル-プ内で製品に関する討論や、インタ-ネットによる調査等の情報収集を行っていただきました。

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お昼を挟んで午後は、最後に行われるプレゼンテ-ションのための資料作りに取り組んでいただきました。各班でのグル-プワ-キング終了後、まとめた内容についてプレゼンテ-ションを班ごとに行ない、企業の技術力を見極める能力を判定しました。

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受講の最後に、清水先生からこの2日間の総括があり、総評をいたしました。

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2日間に渡り、事業価値を見極める「目利き力」を養う日程にご参加いただきましたが、この経験が今後の職場での取り組みに役立っていただけることを願ってやみません。

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可視化情報学会 全国講演会(2017)

2017年11月3日(金)・4日(土)
場所:室蘭工業大学

可視化情報学会全国講演会が室蘭工業大学を会場に行われました。この学会は、可視化情報に関する科学技術の基礎および多くの分野での応用に関する情報の交換と普及を図り、可視化情報に関する科学・技術・産業の振興の向上を目的とした学会で、今年度は、本学を会場にして全国講演会が行われました。当研究室から清水先生がセッションの座長を務め、また、当研究室所属の教員や研究員、学生が研究発表を行ないました。

2日目にあたる4日、清水先生が「鋳造分野の可視化技術」というセッションの座長を務め、当研究室の学生等が発表を行ないました。

研究発表:
「鋳ぐるみ多合金白鋳鉄の湯流れおよび凝固解析」
助教 楠本 賢太

「製鐵設備用耐摩耗ライナ-の湯流れおよび凝固解析」
博士研究員 原 宏哉

「球状黒鉛鋳鉄の疲労強度に及ぼす肉厚感受性」
博士研究員 船曳 崇史

「エロ-ジョン摩耗における球状炭化物鋳鉄の衝突角度依存性」
博士前期課程2年 太田 悠紀

「高温エロ-ジョン摩耗における衝突角度依存性の有限要素法解析」
博士前期課程2年 樋口 千紗

「WC-Co系超硬合金鋳ぐるみ多合金白鋳鉄の熱応力解析」
学部4年 村瀬 滋哉

「鋳造シュミレ-ションを用いた鋳造品の引け巣欠陥予測」
学部4年 三屋 駿人

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今回、本学での開催の利点を生かして、当研究室から多数の研究員並びに学生が発表を行ないましたが、普段の研究室とは違い、非常に緊張感のある中での研究発表は、大変有意義な経験になったことと思います。清水先生は、こういった場で発表することをどんどん奨励しており、このことが将来、大いに役立つことを期待しております。


RMIT(ロイヤルメルボルン工科大学)ものづくり教室

2017年11月1日(水)
場所:室工大 ものづくり基盤センタ-

11月1日にオ-ストラリアのロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)の学生9名がものづくりを体験されました。RMITは、本学と学術交流協定を結んでいる大学で、毎年学生数名が数日間来日して交流を深めております。今年度は10月26日から11月7日まで滞在し、本学で研究を行ないます。来日される度に、清水先生はものづくり基盤センタ-においてものづくり教室を開講し、日本の「ものづくり」に親しんでいただいております。

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本日のものづくりは、「カントリ-サインのペ-パ-ウエイト」です。清水先生からの順序説明を聞いていただいてから、ペ-パ-ウエイト用の砂型を作成していただきました。

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悪戦苦闘しながらも皆さん真剣に取り組んでおられました。

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最後に清水先生からのものづくり講話を聞いていただき、完成したペ-パ-ウエイトを各自受け取っていました。

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また、清水先生から来学の記念にと、室工大特製ボルタを学生の方お一人お一人と引率の先生に贈呈し、大変喜ばれました。今回の鋳造体験が来学の良い思い出になれば幸いです。

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第24回テクノカフェ

2017年10月29日(日)
場所:紀伊国屋書店札幌本店

札幌の紀伊国屋書店で恒例の室蘭工業大学テクノカフェが開催されました。これは、ものづくりをテ-マとして、各界で活躍する方のお話を聞いていただく「講演会」や「ものづくり体験教室」を開いている企画で、室蘭工業大学と北海道新聞室蘭支社共催で行っております。

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まず始めに「ものづくり体験教室」が開かれ、先着順で鋳型を作成して錫を溶かしてオリジナルキ-ホルダ-を作っていただきました。

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普段あまり見聞きすることのない鋳造体験を身近で感じていただきました。

次に「ものづくりト-ク」へと移りました。ゲストに北海道ボブスレ-・スケルトン連盟副理事長の佐高 博之氏をお招きし、本学清水先生と楠本助教が聞き手となって、「スケルトン用ソリの開発~2022年北京冬季五輪を目指して~」という題目で多数の聴衆の前でト-クを繰り広げていただきました。

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現在、北海道のスケルトン競技は、財政難の中、海外の中古器具を使用して競技に臨んでおり、そのことを知った清水先生が当研究室でスケルトン用ソリを開発することとなりました。北海道ボブスレ-・スケルトン連盟とタッグを組んで、2022年北京冬季五輪を目指すこと等、多岐にわたるお話を聞いていただきました。また、会場には、実際のスケルトン用ソリも展示され、間近で見ていただきました。

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会場となった紀伊國屋書店札幌本店1階インナ-ガ-デンには、本学から持ち込まれた「ものづくり基盤センタ-」を紹介するパネルやメダル製造機が展示され、来場者にご覧いただきました。特に、メダル製造機は毎回大変人気で、たくさんのお子様がオリジナルメダルの製造を楽しんでいらっしゃいました。

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また、大好評の室工大公認「鐵の素クッキ-」に続く第二弾、「ジンギスカン鍋クッキ-」も展示販売されました。これは、ジンギスカン鍋の形をしたゴマ味のクッキ-で、大きいサイズも取り揃えられており、見た目もインパクトが大きい商品となっております。

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今回で24回目を数えるテクノカフェですが、皆様に気軽に参加いただけるよう、毎回趣向を変えて計画しております。今まで参加されていない方も、是非ご参加ください。


フロンティア技術検討会

2017年10月27日(金)
場所:室蘭市中島神社蓬崍殿

10月27日に蓬崍殿で行われた「フロンティア技術検討会」にて、清水先生が講演を行いました。この会は、室蘭地域のものづくり産業に有用な技術や今日的な課題などをテ-マとして、大学教員や行政、専門家、企業の経営者など、様々な方々による講演を通して地域連携や新たな技術の普及や啓発などに貢献する会で、昨年に引き続き今年も清水先生に講演依頼がありました。

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本学空閑学長の開会挨拶の後、清水先生の講演がありました。

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演題:「地域創生と産学官連携 -産業界の熱力学の法則-」

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本学は、国立大学の機能強化の方向性を示した重点支援の枠組みの中から地域貢献を主とする取組みを選択し、それに関する事業を進めており、小規模ながら高い技術力を持つ鋳物企業が地域を超えて連携し、付加価値の高い耐熱耐摩耗部品の供給を目指す「鋳物シンジケ-ト」についてお話いたしました。この「鋳物シンジケ-ト」は、国立大学である本学主導でネットワ-ク形成を支援する全国でも稀な取り組みで、その詳細を清水先生が講演いたしました。会場には、産学官民多数の方々が聴講のため来場されておりました。

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また、2つ目の講演として、喧嘩ゴマを通して製造業を盛り上げようと活動している株式会社ミナロの代表取締役 緑川 賢司氏の講演もあり、室蘭地域のものづくり産業のためには、大変興味深い講演を拝聴することができました。

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ものづくり教室[知利別小学校]

2017年10月26日(木)・27日(金)
場所:室工大 ものづくり基盤センタ-

10月26日・27日と2日間に渡り、室蘭市内の知利別小学校5年1組・2組のそれぞれ29名の生徒さんがものづくりを体験するため、来校されました。

ものづくりを始める前に、まずはものづくりのお話を聞いていただきました。

講話の後、今回のものづくり:オリジナルキ-ホルダ-作りに取り掛かっていただきました。こちらで用意したデザインやご自分で考えたデザインを使って、型を製作してもらいました。

26日;5年2組

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27日;5年1組

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知利別小学校は、毎年ものづくりに参加されております。来年度も是非お越しいただけることを願っております。


室蘭高等技術専門学院新規開校記念 シンポジウム講演

2017年10月17日(火)
場所:室蘭高等技術専門学院

室蘭市にある高等技術専門学院が本年新規開校し、これを記念してシンポジウムが開かれました。同学院は本年4月より、1年制から2年制の職業訓練校へ移行したため、新しく生まれ変わりました。この記念シンポジウムでの基調講演とパネルディスカッションのコ-ディネ-タ-を清水先生が務めました。

基調講演題目:「地域創出とイノベ-ション創出-ものづくり、ひとづくり-」

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産学官関係者や学生等約80名の方々に聴講いただきました。
また、講演後はパネルディスカッションが行われ、清水先生がコ-ディネ-タ-を務めました。
コ-ディネ-タ-:清水 教授
パネラ-:青山 剛氏(室蘭市長)
     小野 信市氏(室蘭技専後援会会長/日鋼MEC㈱代表取締役社長)
     西野 義人氏(㈱西野製作所代表取締役社長)
     加納 信義氏(室蘭技専 学院長)

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北海道を代表する「ものづくりの街・室蘭」における、これからのものづくりや、未来を担うひとづくりのあり方について、産学官の関係者が討論いたしました。室蘭においての人材育成や人材確保について、盛んに意見が交わされました。

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本学は、ものづくりの街の学校として再スタ-トを切った室蘭高等技術専門学校と、これからも連携し合いながら、「ひとづくり」を進めていきたいと思っております。


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