KSML 国立大学法人 室蘭工業大学 清水一道 ものつくり研究室


プロフィール

清水 一道 Kazumichi Shimizu 室蘭工業大学 もの創造系領域 材料工学ユニット教授

お問い合わせ

当研究室に関するお問い合わせはこちら

月別アーカイブ

2017年4月

ものづくり教室[鵡川高校]

2017年4月27日(木)
場所:室蘭工業大学 ものづくり基盤センタ-

鵡川高校の生徒さん46名が来校し、ものづくり体験をされました。今年度初のこのものづくり教室は、2005年にスタ-トし、参加者に実際にものづくりを体験いただき、理系の面白さを知ってもらうための教室で、毎年、小中・高校生はもとより、PTA、教職員、企業の方々等様々な方々に参加いただいている教室です。

以前にも、鵡川高校の生徒さんはものづくり教室を体験されておりますが、今回も1年生の宿泊研修の一環として来学され、錫を溶かして作るオリジナルキ-ホルダ-作りを体験されました。

最初に本学とものづくりの概要等を受講いただき、その後、ものづくり体験へと移りました。オリジナルデザインもしくは参考デザインから型を製作いただき、出来上がった型に溶かした錫を流し込んで冷やし、キ-チェ-ンをつけて完成となります。

20170427-01.JPG

20170427-02.JPG

20170427-03.JPG

20170427-04.JPG

20170427-05.JPG

完成後はお土産としてお持ち帰りいただき、本学の他施設も見学いただきました。今年度もこのように沢山の方々にものづくりを楽しんでいただけるよう「ものづくり教室」を開催していきますので、ご希望の方は「清水一道 ものつくり教室」HPまでお問い合わせください。


第23回テクノカフェ

2017年4月23日(日)
場所:紀伊国屋書店札幌本店

今年度初となるテクノカフェが札幌の紀伊国屋書店で開催されました。この催しは、様々な分野の方々をお招きして「ものづくり」に関するお話を一般の方に聞いていただく「講演会」等を開いている企画で、今回で23回を数え、室蘭工業大学と北海道新聞室蘭支社共催で行っております。

20170423-01.JPG

今回のテクノカフェは、電気事業連合会 大浦 廣貴氏をお迎えして、「リサイクル金属について考えよう~クリアランス金属って何?~」というテ-マで、聞き手の清水先生とのお話を沢山の方々に聞いていただきました。大浦氏によると、原子力発電所の補修等で出る廃材を放射性物質による汚染のないものや、濃度が極めて低いものを法令等で規定された手続きに基づき、資源としてリサイクル可能なものに取り扱えるようにすることを「クリアランス」と呼び、安全な基準で再生されるそうで、このことに係る様々なお話をしていただきました。

20170423-02.JPG

20170423-03.JPG

20170423-04.JPG

かなり多数の方々が来場され、東日本大震災以降、原子力発電所や放射能に関しての関心が非常に高いことが伺われ、ト-ク終盤では質疑応答も活発に行われました。

20170423-05.JPG

会場には、東海発電所の廃止措置で発生した撤去物(炭素鋼)を原料に用い、再生加工した「クリアランスベンチ」が電事連より持ち込まれました。また、分かりやすく解説したパネルや放射能測定器も展示され、大浦氏の他、北海道電力、東京電力ホ-ルディングス、中部電力、関西電力、九州電力の担当の方々がお越しになり、来場者の方々に展示物の説明や放射能測定体験を案内されておりました。

20170423-06.JPG

20170423-07.JPG

20170423-08.JPG

また、室蘭工大として、会場には、お子様に大変好評のメダル製造機をものづくり基盤センタ-より運び入れ、沢山の方々に喜んでいただきました。また、ものづくり基盤センタ-を紹介する展示コ-ナ-も設置し、ご覧いただきました。

20170423-09.JPG

20170423-10.JPG

毎回様々な方に講演いただき、「ものづくり」に興味を持っていただけるような企画を練っておりますので、是非足を運んでいただければ幸いです。


日本鋳造工学会北海道支部講演大会

2017年4月21日(金)
場所:室蘭工業大学 教育・研究10号館(S棟)

平成29年度の(公社)日本鋳造工学会と(一社)軽金属学会の両北海道支部合同公演大会が室蘭工業大学を会場に開催されました。日本鋳造工学会は、設立以来75年以上の歴史のある学術団体で、我が国の鋳造に関する学問・技術の進歩、向上と、それに伴う鋳造業界の発展に大きく貢献しており、本部を含め全国9支部から構成され、その北海道支部の本年度の講演大会が本学で開かれました。

20170421-01.JPG

最初に行われた研究発表会では、11件の発表があり、この中で当研究室の博士前期課程2年の学生2名が発表いたしました。

・「多合金白鋳鉄のエロ-ジョン摩耗特性に及ぼすコバルト含有量の影響」
  M2   太田 悠紀

20170421-02.JPG

・「溶射を施した超硬を複合化した多合金白鋳鉄の高温エロ-ジョン摩耗特性」
  M2   樋口 千紗

20170421-03.JPG

午後は支部総会が開催され、終了後、支部表彰が行われました。支部貢献賞や長岡金吾賞の受賞式があり、更に鋳造カレッジ講師を長年務めた功績や尽力に対し、清水教授に日本鋳造協会から感謝状が贈られました。また、当日の発表者の中から当研究室の太田君が支部奨励賞を授与されました。

20170421-04.JPG

20170421-05.JPG
 
 
次に特別講演が行われました。

演題:「(一社)日本鋳造協会の取り組み(現在、未来)」
   伊藤鉄工(株) 代表取締役社長 伊藤 光男氏

演題:「工業試験場におけるアルミ鋳物に関わる取組み」
   北海道立総合研究機構工業試験場 板橋 孝至氏

講演会終了後、会場を本学食堂に移し、交流会がもたれ、支部大会の終了となりました。


鐵の素クッキ-が日本ギフト大賞北海道賞を受賞

2017年4月13日(木)室蘭工業大学公認の「鐵の素クッキ-」が日本ギフト大賞2017 北海道賞を受賞いたしました。この賞は、贈答品の活性化を通じて日本の文化や産業を豊かにすることを目的に、2015年に創設され、2017年都道府県賞の北海道の部で「鐵の素クッキ-」が選ばれました。

13日に東京都内で行われた表彰式に、共同開発した本学、室蘭工大生協、室蘭市内菓子店「ナニナニ製菓」を代表して清水教授が出席し、プレゼンタ-の元体操オリンピック選手、田中理恵さんから賞状を授与されました。
受賞したギフト等詳細は、以下をご覧ください。

日本ギフト大賞のHP : www.japan-gift-awards.jp

20170413-01.JPG

20170413-02.JPG

2016年の販売開始以来、1万5千セット以上を売り上げており、室蘭そして室蘭工大をPRするお土産として着実に浸透しており、この受賞で更に認知度が上がることが見込まれます。今後も本学をアピ-ルする商品を開発する構想を練っておりますので、ご期待ください。

20170413-03.JPG

20170413-04.JPG
 


カテゴリー

月別アーカイブ

PAGE TOP