2018年2月8日
場所:室蘭工業大学 ものづくり基盤センタ-
室蘭市内にある室蘭高等技術専門学院の学生22名が来学され、ものづくり体験をいたしました。
北海道を代表する工業地域室蘭の人材育成機関である本学と室蘭技専とが、相互に連携し技術交流を行うことにより、ものづくり人材としての視野を広げ、地域産業への貢献度の高い人材育成を目指すことを目的として、今回、室蘭技専の学生さんがものづくり基盤センタ-で鋳造体験をしました。
最初にものづくりに関する講義を受講いただきました。その後、鋳造体験へと移り、カントリ-サインのペ-パ-ウエイトを作成いただきました。スタッフが補助をしながら、砂型を作成し、そこへ溶かした錫を流し込みました。
午後からはアルミによる鋳造コンテストを行いました。これは、UFO型の砂型を4つのグル-プに分かれて作成して、溶かしたアルミニウムを流し込み、作品の出来栄えを競うものです。午前中の鋳造体験を参考にしていただき、グル-プ毎に協力し合いながら挑んでいただきました。このことにより、金属は冷えた後、大きさが縮小し、当初考えていたものと違ってくることを学習していただきました。
溶かしたアルミニウムを型全てに行きわたらせ、想像通りの形を作ることの難しさを学んでいただけたのではないでしょうか。
今後も室蘭技専と相互に交流して、人材育成に繋げていきたいと思っております。