日本鋳造工学会北海道支部講演大会
- 2017年04月21日 20:27
- [研究活動]
2017年4月21日(金)
場所:室蘭工業大学 教育・研究10号館(S棟)
平成29年度の(公社)日本鋳造工学会と(一社)軽金属学会の両北海道支部合同公演大会が室蘭工業大学を会場に開催されました。日本鋳造工学会は、設立以来75年以上の歴史のある学術団体で、我が国の鋳造に関する学問・技術の進歩、向上と、それに伴う鋳造業界の発展に大きく貢献しており、本部を含め全国9支部から構成され、その北海道支部の本年度の講演大会が本学で開かれました。
最初に行われた研究発表会では、11件の発表があり、この中で当研究室の博士前期課程2年の学生2名が発表いたしました。
・「多合金白鋳鉄のエロ-ジョン摩耗特性に及ぼすコバルト含有量の影響」
M2 太田 悠紀
・「溶射を施した超硬を複合化した多合金白鋳鉄の高温エロ-ジョン摩耗特性」
M2 樋口 千紗
午後は支部総会が開催され、終了後、支部表彰が行われました。支部貢献賞や長岡金吾賞の受賞式があり、更に鋳造カレッジ講師を長年務めた功績や尽力に対し、清水教授に日本鋳造協会から感謝状が贈られました。また、当日の発表者の中から当研究室の太田君が支部奨励賞を授与されました。
次に特別講演が行われました。
演題:「(一社)日本鋳造協会の取り組み(現在、未来)」
伊藤鉄工(株) 代表取締役社長 伊藤 光男氏
演題:「工業試験場におけるアルミ鋳物に関わる取組み」
北海道立総合研究機構工業試験場 板橋 孝至氏
講演会終了後、会場を本学食堂に移し、交流会がもたれ、支部大会の終了となりました。