KSML 国立大学法人 室蘭工業大学 清水一道 ものつくり研究室


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清水 一道 Kazumichi Shimizu 室蘭工業大学 もの創造系領域 材料工学ユニット教授

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ものづくり教室

ものづくり出前授業[旭川永嶺高等学校]

2016年12月7日(水)
場所:旭川永嶺高等学校

旭川市にある旭川永嶺高校よりご依頼があり、清水先生とスタッフが出向いてものづくり出前授業を行いました。

今回1年生男子5名女子7名及び2年生男子6名の計18名が放課後を利用してものづくりを体験され、カントリ-サインのペ-パ-ウエイト作りに挑戦いたしました。

最初に清水先生から、理系や工学に関する講義を受講いただき、その後、今回のペ-パ-ウエイト製作にあたる順序説明がありました。
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その後、実際にペ-パ-ウエイトを作る砂型を生徒さん方に作っていただきました。
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初めての鋳造体験ですので、清水先生やスタッフの手を借りながら、真剣に取り組んでおられました。その後、溶かした金属を作成いただいた型にスタッフが流し込み、冷える間、清水先生のものづくり講義を受講いただきました。
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完成後、ご自分で格闘した証としてカントリ-サインが手渡されました。

今回、室蘭を離れて遠く旭川でのものづくり教室でしたが、このように北海道のみならず、道外にも出向いてものづくり教室を行っております。お気軽に当研究室にお問合せください。


ものづくり教室[室蘭聾学校]

2016年12月6日(火)
場所:室蘭工業大学 ものづくり基盤センタ-

室蘭聾学校4年生、5年生及び6年生計4名が来学され、ものづくり基盤センタ-においてカントリ-サインのペ-パ-ウエイト作りを体験されました。

昨年度は、錫を溶かして作るキ-ホルダ-を作成いただきましたが、今年は更に難易度を上げたペ-パ-ウエイト作りに挑戦いただきました。型の作成方法の説明を行い、生徒さん自ら砂型を作成されました。
 
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作っていただいた型にスタッフが溶かした金属を流し込み、冷えて固まり完成となります。

近隣の学校ということで、毎年徒歩でご参加いただきありがとうございます。毎回目を輝かせてものづくりに取り組んでいる姿を拝見して、こちらも励みになります。来年もご参加いただけることを願っております。


ものづくり教室[大沢小学校]

2016年11月15日(火)
場所:室蘭工業大学 ものづくり基盤センタ-

室蘭市立大沢小学校3年生16名がものづくり基盤センタ-でオリジナルキ-ホルダ-を作るものづくり体験をされました。
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最初にものづくりの講話を受講いただき、実習手順説明を聞いていただいた後、キ-ホルダ-の型を作成いただきました。
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3年生にとっては少々難しいカッタ-を使う作業でしたが、先生やスタッフに支えられながら真剣に取り組み、完成にこぎつけてオリジナルキ-ホルダ-を手にしていました。
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同じ室蘭市内ですが、少々遠方にある小学校のため、路線バスを利用して参加くださいました。来年度も継続して参加してくださることを願っております。


ものづくり目利き塾

2016年11月9日(水)~11日(金)
場所:室蘭工業大学 ものづくり基盤センタ-、地域共同研究開発センタ-(CRDセンタ-)

今年2月にも開催された「ものづくり目利き塾」が11月9日~11日に開講し、本学ものづくり基盤センタ-と地域共同研究開発センタ-を会場に行われました。

これは、企業技術の競争力及びその確証、新市場開拓や新商品の価格設定等のマ-ケティング、そして開発から販売までの各段階における資金調達と産学官+金の連携がビジネス展開において不可欠であり、この連携を円滑に推進するため、担保・保証に過度に依存しない金融支援を行う「目利き」能力向上が重要なため、その目利き機能の補完する取組みとして、大学が中心となり事業価値を見極める機能・目利き人材教育である「ものづくり目利き塾」が開講されました。また、今回も文部科学省から本学が採択されている「地(知)の拠点大学による地方創生事業(COC+)」も兼ねております。

今回は銀行や信用金庫の行員の方々、室蘭、登別及び伊達の市職員の方々計18名が全3日間の日程で参加されました。

一日目は開講式、ガイダンスの後、COC+コンソ-シアムの概要説明と本学の取組みについての説明を清水先生が行いました。次に、「ものづくりの歴史」と「エンジンの構造」という講義を行い、ものづくり技術の歴史や基本となる知識、近年の現場改善事例、身近な機械として車の構造などの講義を清水先生が実施いたしました。また、身近な鋳物が使用される例としてエンジン部品をご覧いただきました。
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午後の部最初に、これから3日間の実習に際しての注意事項等を学ぶ安全講習を受講いただきました。
次に、材料強度学の講義と実習が行われました。「卵パッケ-ジコンテスト」と題して、決められた条件内でダンボ-ルを使って中に入れる卵が割れないようなパッケ-ジを4班に分かれて製作して、強度を競う実習に取り組んでいただきました。製品を作るために必要な設計に係る材料強度とは何かを学ぶ体験は新鮮であり、また、他の人々とコミュニケ-ションをとりながら最適な物を作り、最後には、代表して作品の説明を行い、ものづくり、コミュニケ-ション、プレゼンテ-ションと3つの能力を向上させることを目的としています。
 
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実際に4mの高さから卵の入った箱を落として、破損状況を確認し、ものづくりの難しさを体感いただきました。
 
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次に、切削と溶接の実習を行いました。切削加工体験として穴あけ加工、ネジ切り加工の実習、溶接加工体験として鉄板へのア-ク溶接実習を実施いたしました。
 
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2日目は日本製鋼所室蘭製作所に場所を移して、日本有数の企業の鍛造工程を見学いただきました。工場の概要説明の後、鍛錬工場、機械工場、風車、大正天皇が皇太子時代に北海道行啓に際に日本製鋼所を御視察の宿泊所として建設された瑞泉閣、そして鍛刀所を見学していただきました。どれも室蘭市民でさえあまり見学することのない施設ですので、大変貴重な経験になったと思われます。
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午後は本学ものづくり基盤センタ-に戻り、錫及び鉄の鋳造実習をいたしました。初めにものづくり・素形材の基礎となる鋳造についての講義を受講いただき、錫を利用したカントリ-サインのペ-パ-ウエイトを製作する鋳造実習を行いました。初めての鋳造体験ですので、清水先生のお手本を見習っていただき、慎重に実習に取り組んでいただきました。
 
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更に、全国的に数少ない大学の溶解設備を利用して、鉄を溶解する鋳造実習を実施いたしました。先程の錫を使ったものづくりを参考に、ジンギスカン鍋を製作していただきました。
 
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清水先生のお手本を参考にしながら型を作成いただき、その後代表者2名に約1400度に熱して溶かした鉄を、清水先生の補助の下、型に流し込む作業に挑んでいただきました。
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必死に取り組んだ成果が出て、無事、ジンギスカン鍋が完成し、溶かした鉄を流し込む体験に挑んでいただいたお二方にはジンギスカン鍋も贈呈されました。
 
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最終日3日目は、ものづくり目利き実習を行いました。経済産業局の「ものづくり日本大賞」を受賞した道内企業の製品を例に、製品の受賞理由を3班に分かれてグル-プワ-キングにて検討していただきました。グル-プ内で討論やインタ-ネットによる調査等情報収集を行っていただき、午後最後に行われるプレゼンテ-ションのための資料作りに取り組んでいただきました。
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グル-プワ-キング終了後、討論した内容についての発表会を行い、企業の技術力を見極める能力を判定いたしました。
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最後に、清水先生の総括としての講義があり、その中でプレゼンテ-ションの評価発表も行われました。
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受講の記念に2日目に作成したペ-パ-ウエイトとジンギスカン鍋をお持ち帰りいただき、更に清水先生の著書が各人にプレゼントされ、全3日間の日程が終了いたしました。
 
全く畑違いのものづくりを3日間に渡って体験いただき、職場に戻られてから良い意味で生かしていただけることを願っております。今回ご参加いただいた方々、本当にありがとうございました。
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ものづくり教室[知利別小学校]

2016年11月1日(火)・2日(水)
場所:室蘭工業大学 ものづくり基盤センタ-

11月1日2日の2日間に渡って、知利別小学校5年1組・2組計73名が来学され、ものづくり基盤センタ-でものづくり教室を体験されました。
本日のものづくりはオリジナルキ-ホルダ-作りです。本学のものづくりについてのお話を聞いていただいた後、キ-ホルダ-作りの順序を説明し、型の作成に臨んでいただきました。

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普段の授業とは違う世界を体験し、生き生きした目で製作に打ち込んでいました。完成した独自のキ-ホルダ-を手に満足そうな笑顔でした。

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