KSML 国立大学法人 室蘭工業大学 清水一道 ものつくり研究室


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清水 一道 Kazumichi Shimizu 室蘭工業大学 もの創造系領域 材料工学ユニット教授

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第11回アジア鋳物会議(AFC-11)報告

第11回アジア鋳物会議(AFC-11)報告

2011年11月12日から15日までの日程で、
中華人民共和国の広東省・広州市の遠洋賓館(Ocean Hotel)において、
第11回アジア鋳物会議が開催された。
中国機械工程学会鋳造分会がオーガナイザとなり、鋳造工学の向上と、
鋳造工学の持続可能な発展をテーマに開催された。
本アジア鋳物会議は、4年毎の開催が行われており、
2008年5月に名古屋市のポートメッセ名古屋で行われて以来の開催となる。
私は、博士研究員の一人とマスター2年生の2人の学生を連れて、今回の大会に参加した。
11月12日(土)は、北海道から東京、そして中国・広州へ出発し、夜の23時に広州の遠洋賓館(Ocean Hotel)に到着した。
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学会の参加者は、ホスト国の中国をはじめ、韓国、ベトナム、タイ、イラン、カナダ、ドイツ、ベルギー、オーストラリア、オランダといったアジア内外各国より約200名の参加があり、日本からは大学や企業から10名の参加を数えた。
13日(日)午前9時から学会会場のInternational conference Hallにおいて、開会式と基調講演が行われた。
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基調講演では、各国の先進的な研究について講演発表がなされ、熱気あふれる大変充実したセッションであったといえる。
14日(火)には一般講演が行われた。我々は3件の発表を行った。それぞれ活発な講演と質疑応答を行った。
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学会のレジストレーション当日に、
ディナーおよび13日にウェルカムバンケットが、
14日には、中国の鋳造工学会との共催による盛大なバンケットが開催されて、バンケット中は、各国の研究者、技術者との交流ができた。
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学会の空き時間を利用して広州タワーを見学した。600mの高さを有する広州タワーは、テレビ塔として建設されたもので、タワーの頂点からは、はるか遠くまで続く高層ビル群が並び、中国の近代発展の様子を伺える。
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最後に、中国古来の整骨法である吸球によって肩こりや腰痛の体を整体し、日頃の疲れ、旅の疲れを癒すとともに、充実した中国出張を締めくくった。
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