ものづくり教室【室蘭聾学校】

気温が低く、強風が吹き荒れるあいにくの荒天でしたが、頬を真っ赤にしながら頑張って歩いてこられました。

室蘭聾学校の生徒さんたちには、毎年「ものづくり教室」に参加していただいております。

昨年4年生だった2人は既にキーホルダーを作られたので、今年はカントリーサインのペーパーウェイト作りにチャレンジしていただきます。

最初に、各自が好きなカントリーサインを選びます。

図柄が気に入ったり、自分に縁のある市町村だったりと迷いに迷った末、ようやく一つに決めることができました。

 

 

 

 

次に、講師の楠本先生が実演する作り方を真似て、同じように作業していきます。

]真剣に取り組む一方で、作業工程の出来栄えに一喜一憂する姿に、スタッフからも思わず笑みがこぼれます。

溶けた錫を流し込み、冷えて固まるのを待ちます。

その間に、ものづくり教室では「鋳造（ちゅうぞう）」という技術を使っていること、鋳造によりマンホールのような小さなものから大仏のように巨大なものまで作ることができること、などをお話しました。

最後に、型から外し研磨すれば完成です。

2人とも出来栄えに大満足の様子でした。

持参したノートに今日の要点をまとめ、元気よく挨拶をした後、自分の作品を大事そうに抱え学校に戻られました。

来年以降もご参加いただけるようお待ちしております。