ものづくり教室【知利別小学校】

まずはいつも通り、ものづくりの歴史や方法についての講義を受けていただきました。

みなさん一生懸命にノートを取りながら、講師の話に耳を傾けていました。

次にキーホルダーの作り方の説明を聞いてもらい、実際に製作に入ります。

さすがは５年生です。手際よく作業を進め、スタッフの援助はほとんど必要ありませんでした。

 

 

 

 

 

 

溶かした錫を型に流し入れたり、型から外して研磨するなどの工程は、危険を伴う作業のためスタッフが行います。

生徒さんたちは目を輝かせ、机の周りを幾重にも取り囲みながら作業を見守っていました。

生徒さんたちが真面目かつ熱心に通り組まれた結果、予定時間を大幅に上回る早さでキーホルダーを完成させることができました。

 

 そこで、施設の見学を兼ねて３Ｄプリンタや旋盤加工の機械を見ていただきました。また旋盤は、実際に金属の棒を削るという体験もしていただきました。

 安全のためにゴーグルを付け、立候補で順番に機械の操作をします。その姿を周囲で見ている生徒さんたちからは、「おお～」という感嘆の声が漏れていました。

 

知利別小学校は来年度に統合が決まっていますが、統合後も変わらずご来学いただければ嬉しい限りです。また、ものづくり教室で学んだことが、学校の思い出とともに生徒さんたちの心の中に少しでも残ってくれればと思います。