親子エコものづくり教室

平成24年2月11日に、紀伊国屋書店札幌本店イベントスペースにて、

「親子エコものづくり教室」を開催しました。

主催：室蘭工業大学ものづくり基盤センター、室蘭シップリサイクル研究会

　第1部(13:15〜14:00)では、「親子で学ぶシップリサイクル」と題して、

ものづくり基盤センター長・室蘭シップリサイクル研究会座長の清水先生が、船の種類や、島国日本と船の関係、海外や国内での船のリサイクルについて、スライドや動画を交えて親子向けにわかりやすく説明を行いました。（参加者40名）

子供たちは、自分たちと同じ位の歳の子供たちが日給100円以下で海外の現場で働いていることに、びっくりしていまいした。また、シップリサイクルという活動を知っていた方々も数名おられました。

室蘭での大型船舶解体時に保存した、貴重な船の備品関連、パネル展示を行い、参加者の前で研究室の学生が、実際に解体時に使われる防護服や、救命具を装着しました。

第2部(14:30〜16:30)は、「ものづくり体験教室：錫で風鈴を作ろう」が開催されました。

これまでカントリーサイン文鎮や、海の生き物など作ってきた

ものづくり教室において、錫による風鈴つくりは初の試みです。

ものづくりに入る前の清水先生によるものづくりについての講義を

参加者の皆さん（親子21組、約50名）は、熱心に聞いてました。

失敗してもあきらめないで、完成するまで作りましょう。何時まででもお付き合いします」という言葉が清水先生からありましたが、皆親子で真剣に取り組んだ為、失敗することもなく、予定時間通りに作業は終了しました。

授業終了後には記念品として、同じ型から造られた鉄製の風鈴を受けとり、

自分で作った錫の風鈴と音の鳴り方の違いを感じてもらいました。

（風鈴木型製作：伸和機型株式会社、風鈴製作：㈱岩見沢鋳物）