第11回テクノカフェ
- 2012年10月20日 18:05
- [ものづくり教室]
第一部(12:45~14:00)は「ものづくりトークショー」で、今回は「東日本大震災における被害調査と復興支援~室蘭工業大学の取り組み~」と題しまして、室蘭工大の教員が専門分野の調査や研究を通して被災地の復興にどの様に関わっているかについて講演いただきました。講演者は、もの創造系領域 教授 清水一道先生と、くらし環境系領域 助教 河内邦夫先生の2名です。
会場では、東日本大震災の復興調査で活動された他の先生方のパネル展示なども行ないました。
清水先生は、東日本大震災で発生した津波による被害を受けた漁船や漁港、造船所の調査や、陸に打ち上げられた船舶の解体などについて報告されました。
河内先生は、放射線計を持ち、福島県各地の道路、公園などを車や自転車を使用して、放射線量を計測し、震災発生直後と現在の線量の違いや、ホットスポットなどについて調査された内容について報告されました。
第二部(14:20~16:30)まで、ものづくり体験教室を行ないました。今回は、NPO法人テツプロ「ボルタ工房」との協力で、ボルタ製作体験を行ないました。募集から直ぐ定員20名に達した体験教室は、とても人気であり、初めて使うハンダゴテなどに戸惑いながらも、自分なりのボルタを皆さん製作されておりました。
今回テクノカフェの会場では、通常、室蘭工業大学 本部棟に飾られている「巨大ジンギスカン鍋」、「ジンギスカン鍋を囲むボルタ」、最近仲間入りした「巨大ボルタ」の展示、ものづくり基盤センター入り口に設置されているスーベニアメダル製造機、ボルタ工房さんがこれまで製造された100体のボルタの展示や、販売なども行ない、大盛況に終わりました。