第2回理系女子応援プロジェクト[北海高校]
- 2013年09月29日 10:27
- [ものづくり基盤センター]
このプロジェクトは、日本鋳造工学会との共催で、理系志望の女子生徒にものづくりの楽しさと魅力を伝えるために講義や実習を体験して、工学部を目指してもらおうという試みです。
今回は、7月にものづくり出前授業を行った縁で、北海高校の女子学生に体験していただきました。
清水先生からの挨拶の後、クレモクルーによる安全講習があり、いよいよ清水先生からものづくりに関する講義を受け、実習に入りました。
実習では、まずエッグパッケージを製作していただきました。
これは、規定内の大きさでダンボ-ルを使って箱を作り、その中に卵を4つ入れて落下実験を行うというものです。
4人一組で一つ製作していただき、皆さん悪戦苦闘しながら製作していました。
ものづくりの基礎を学ぶ良い機会になったのではないでしょうか。
続いて、カントリーサインの製作です。先生の指示を聞いて、選んだカントリーサインのデザインの型に錫を流し込んで冷やし固め、ペーパーウェイトを製作します。
型を製作後、代表の生徒2名が手袋と防護ヘルメットを身に着けて、約1400度の真っ赤な鉄を慎重に型へ注ぎ込む体験をしていただきました。
「熱そう」などといった声が上がり、出来栄えを見て笑みがこぼれていました。
今回参加した生徒の中から多くの生徒さんが室工大への進学を希望して、このプロジェクトが生徒の方々への進路への架け橋になっていただければと願っております。