第12回アジア鋳物会議(AFC-12)
- 2013年12月08日 14:05
- [研究活動]
また、今回、近畿大学理工学部機械工学科の木口昭二教授とご一緒させて頂きました。
本国際会議は、日本、台湾、ベトナム、中国、韓国、インド、タイなどから、120名以上の参加者がいる会議となっております。
8日には学会開会に先立ち、夕方よりWelcome Receptionが催されました。
食事とアルコールを交えながら多くの参加者が旧交を温めておりました。
また、第5回日韓YFEワークショップにてお世話になった韓国KFCの方々とも再会しました。
9日の午前に開会式と基調講演が行われました。
基調講演は、鋳造に関する取り組みや研究についてProf. Keisaku OgiとProf. Bai-Cheng Liuの2件が行われました。
また、10日の午前に招待講演として第5回日韓YFEでも講演いただいたDr. Sangmok Leeが韓国の鋳造に関する研究について講演を行いました。
9日及び10日に一般講演54件が、Cast Iron, Cast Steel, Modeling of Casting & Solidification, Casting Technology, Composite Material, Solidification Phenomenon, Superalloy, Nonferrous Cast Alloyに分けられて行われました。
清水教授はComposite Materialのセッションにて座長を務め、更に研究に関する意見交換も行いました。
清水教授はComposite Materialのセッションにて座長を務め、更に研究に関する意見交換も行いました。
清水研究室からは、技術補佐員の佐藤が「V-Cr-Mn含有多合金鋳鋼のアグレシブ摩耗特性」、D2の船曳が「球状黒鉛鋳鉄の疲労強度に及ぼすレアアースの影響」、M2の山本が「高温環境下における高クロム鋳鉄のエロージョン摩耗特性」について発表を行いました。
いずれの発表も質問が多々出るなど、活発な意見交換を行いました。
10日の夕方にCongress Banquetが催されました。バンケットでは、参加者が円卓で料理を食べながら交流を深め、更に民族的な踊りや歌等のイベントが多数ありました。
また、次回、第13回アジア鋳物会議(AFC-13)はベトナムでの開催とアナウンスされました。
最後に本大会参加を終えて、アジアの鋳物における研究発展について概観でき、非常に充実した大会でした。
当研究室の学生達にとって、海外経験を重ねて見聞を広げる大変有意義な機会であり、貴重な経験ができました。