第13回 テクノカフェ
- 2014年03月16日 10:56
- [ものづくり教室]
紀伊國屋書店札幌本店にて、室蘭工業大学ものづくり基盤センターと北海道新聞室蘭支社の共催で第13回テクノカフェを開催しました。
テクノカフェとは、幅広い年代層の方々に気軽にものづくりに触れてもらう機会として、これまで12回開催されてきました。
第一部(12:45~14:00)では、ものづくりトークとして「シップリサイクル最前線」~被災漁船『第18共徳丸』の解体に携わって~と題し、「NPO法人シップリサイクル室蘭」の理事長でもある清水先生が北海道新聞室蘭支社報道部長の目黒雄司氏を聞き手に話をしました。
被災漁船の解体・撤去をした経験を交えながら、東日本大震災で被災した船舶と復興の関連性や今後のシップリサイクルについてのトークを繰り広げました。
会場には約50名の方が聴講にみえられ、震災から3年が経過している今でも関心を寄せて熱心に聞き入る姿が見受けられました。
後半の第二部(14:20~16:00)では、「ものづくり体験教室」を行いました。
今回は昨年から取り組んでいる「理系女子応援プロジェクト」の一環として、小学校高学年の女子児童と父兄を対象として鋳を型に入れて海の生き物を作る鋳造体験教室を催しました。
事前申し込みをされた親子10組20名が、先生のものづくりの講義を聞き、鋳造体験の手順を習った後、実際に体験をされました。
初めての作業に奮闘したり、戸惑ったりしながら、皆さんのものづくりに対する頑張りが形になりました。
自分なりの海の生き物を製作していただき、大変好評をいただきました。
会場には、シップリサイクルや理系女子応援プロジェクトを紹介するパネルやものづくり基盤センターで使用されている3Dプリンターも登場し、注目を集めていました。