KSML 国立大学法人 室蘭工業大学 清水一道 ものつくり研究室


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清水 一道 Kazumichi Shimizu 室蘭工業大学 もの創造系領域 材料工学ユニット教授

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華中科技大学訪問

華中科技大学訪問

2014年3月12日・13日と中国湖北省武漢市にある華中科技大学を訪問しました。

 

訪問メンバー:

  清水  教授

  山路准教授(ひと文化系領域)

  遠藤氏(国際交流センター事務室スタッフ)

  楠本君(D2:清水研究室)

 

華中科技大学とは平成19年11月より学術交流協定を結んでおり、清水研究室でも華中科技大学の学生を受け入れております。

 

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3月12日にまず、材料科学工程学院および材料成形モジュール技術国家重点研究室を訪問しました。

蔡啓舟・材料科学与工程学院教授(本学で博士号取得)より学院の説明を受けた後、中国に220ある国家重点実験室の一つである材料成形モジュール技術国家重点研究所を訪問し、概要説明と施設案内を受けました。

研究施設は日本と同等の水準にある上、予算に恵まれていることが分かりました。

 

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次に快速成形センターを訪問し、瀋其文教授より研究室の概要及び研究設備の説明を受けました。

3Dスキャナー等、日本と同等の研究設備を整えていました。

 

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その後、周建新教授より鋳造実験室の概要について説明を受けた後、学生による3D映像を交えた研究のプレゼンテーションがありました。

日本企業(トヨタなど)との共同研究も行われており、清水先生との研究についての議論が交わされました。

 

昼食時には、華中科技大学内レストランにおいて、蔡啓舟教授、解徳氏(船舶与海洋工程学院院長:2012年本学訪問メンバー)、程潤文氏(国際交流処処助理:2012年本学訪問メンバー)、陳慧玲氏(外国語学院日本文化研究所所長)、衛甜氏(国際交流処スタッフ)との会食がありました。

 

午後になり、工程訓練センターにて、本学の紹介と留学説明会を行いました。会場には材料科学与工程学院学部2年生約70名が集まり、日本語専攻大学院生に中国語通訳をしていただきながら、DVDによる大学概要説明、清水先生によるものづくり基盤センター及び清水研究室の教育・研究内容説明、そして山路先生が本学への留学制度の説明を行いました。

 

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説明会終了後には、特別聴講学生やインターンシップ研修など学部でも可能な短期留学・研修について質問をする学生もいました。

 

次に、工程訓練センターを見学しました。

このセンターは、本学ものづくり基盤センターに相当するもので、切削、鋳造、鍛造、溶接の設備数は本学の10倍ほどもあり、学生が活発に学んでいました。

また、女性技術職員が数多く学生の指導に当たっていました。

見学後、薫澈普教授、蔡教授とのミーティングがあり、清水先生との間でものづくり教育に関する協議が行われました。

 

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夜には大学内レストランにおいて、蔡先生と蔡先生のご子息(2014年10月より本学留学予定)、程先生、そして蔡先生の研究室の学生達との会食に招かれました。


3月13日には、清水先生が講演を行いました。

 

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本学の紹介とものづくり基盤センターの説明の後、金属摩耗やシップリサイクル研究についての講演を行いました。

会場には約100名が集まり、講演後には質問に来る学生もおり、関心の高さがうかがわれました。

 

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また、講演後、2013年6月からの半年間、清水研究室がインターンシップで受け入れていたこの大学に在籍する雛さんにも再会し、雛さんを含め2名のインターンシップでの清水研究室への受け入れが決まりました。

 

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昼食は大学内レストランで、蔡教授、黄雲輝氏(材料科学与工程学院院長・2012年本学来訪メンバー)、呉樹森教授(材料科学与工程学院・中国鋳造学会理事・早稲田大学で博士号取得)との会食がありました。

午後、湖北省博物館を見学し、その後解徳氏、趙耀氏(船舶与海洋工程学院教授・広島大学で博士号取得)ほか船舶与海洋工程学院教職員4名、蔡教授、陳氏、程氏、衛氏との会食があり、華中科技大学訪問全日程を終了しました。

 

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清水先生は、今回の訪問で、学術交流協定を結んでいる大学の施設や学生の資質が高水準であること等、現状と課題、様々な取り組みの状況などを把握することができ、今後も、これまで同様の交流(本学博士後期課程の学生のインターンシップ等)において、大きな成果が得られると語られていました。

 

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