World Foundry Congress 2014(スペイン・ビルバオ)
- 2014年05月19日 17:04
- [研究活動]
ビルバオにあるEuskalduna Conference Centre にて開催されました。
5月19日、オ-プニングセレモニ-で幕が開き、DVDの上映と鉄琴の演奏、オペラでの歓迎を受けました。
5月20日には、当研究室の楠本、船曳が若い研究者を対象としたYoung Researchersセッションにて研究報告を行いました。
講演タイトル
楠本: Characteristics of Erosive wear with Fe-V-Cr-C cast irons
船曳: Fatigue characteristic of spheroidal graphite cast ironwith alternate material of rare earth
研究内容の発表後,各国の研究者との質疑応答による討論がなされました。同セッションでは他にも南アフリカ,イタリア,スペインの研究者による発表が行われ、楠本、船曳両君には大変刺激があり、国際的な研究の流れ、本質を感じ取り、得るものが大きい2日間だったようです。
国際会議が開催されたスペイン・ビルバオの町の風景です。
これは、2006年に世界遺産に登録されたビスカヤ橋です。1893年に建設された世界最古の運搬橋で、ゴンドラを使って6台の自動車と300人ほどの人間を運ぶことができます。
普段は教科書等でしか見ることのできない物を間近で見ることができることも、こういった国際会議に出席することにより得られる貴重な機会です。
19世紀と20世紀初頭に激しい工業化を経験したビルバオは、バルセロナに次いでスペインで2番目に大きな工業地域で、古い街並みと混在しています。このような古い工業地域を見学することもまた、見聞を広める上で大変重要なことだと思われます。ここは、室蘭同様鉄鋼業のある港湾都市で、近年鉄鋼業が苦境に迫られている中、今回、国際的大規模な学会を誘致することにより、都市の再建を目指して取り組んでいる姿が見受けられました。
次回のWFC2016は、日本が開催国となります(会場:名古屋)。当研究室の学生も、2年後の国際学会に参加し、世界の流れを感じて今後の研究活動の糧となることを願っております。
5月19日、オ-プニングセレモニ-で幕が開き、DVDの上映と鉄琴の演奏、オペラでの歓迎を受けました。
5月20日には、当研究室の楠本、船曳が若い研究者を対象としたYoung Researchersセッションにて研究報告を行いました。
講演タイトル
楠本: Characteristics of Erosive wear with Fe-V-Cr-C cast irons
船曳: Fatigue characteristic of spheroidal graphite cast ironwith alternate material of rare earth
研究内容の発表後,各国の研究者との質疑応答による討論がなされました。同セッションでは他にも南アフリカ,イタリア,スペインの研究者による発表が行われ、楠本、船曳両君には大変刺激があり、国際的な研究の流れ、本質を感じ取り、得るものが大きい2日間だったようです。
国際会議が開催されたスペイン・ビルバオの町の風景です。
これは、2006年に世界遺産に登録されたビスカヤ橋です。1893年に建設された世界最古の運搬橋で、ゴンドラを使って6台の自動車と300人ほどの人間を運ぶことができます。
普段は教科書等でしか見ることのできない物を間近で見ることができることも、こういった国際会議に出席することにより得られる貴重な機会です。
19世紀と20世紀初頭に激しい工業化を経験したビルバオは、バルセロナに次いでスペインで2番目に大きな工業地域で、古い街並みと混在しています。このような古い工業地域を見学することもまた、見聞を広める上で大変重要なことだと思われます。ここは、室蘭同様鉄鋼業のある港湾都市で、近年鉄鋼業が苦境に迫られている中、今回、国際的大規模な学会を誘致することにより、都市の再建を目指して取り組んでいる姿が見受けられました。
次回のWFC2016は、日本が開催国となります(会場:名古屋)。当研究室の学生も、2年後の国際学会に参加し、世界の流れを感じて今後の研究活動の糧となることを願っております。