日本鋳造工学会 第165回全国講演大会
- 2014年10月18日 15:38
- [研究活動]
これは、日本鋳造工学会が年に2回開催している全国大会で、日本鋳造工学会理事である清水先生も参加いたしました。
今回の大会では、来年から設けられる「学生鋳造コンテスト」のプレ大会が開催されました。
準備・検討段階など4月から活動していた岩手大学(2チーム)、早稲田大学、近畿大学、東北大学、そして室蘭工業大学の計6チームがエントリーし、ある製品を鋳造する上での押湯やセキなどの形状を考慮し、シュミレーションソフトなどを用いて最適な条件(出来栄え、欠陥の有無、歩留まり)を求め、3Dの鋳型造型機で実際の型を作り、製品を鋳込むところまでを競うものです。
このコンテストで、品質賞、プレゼンテーション賞、ユニーク賞の3部門をもうけ、室蘭工業大学は見事最高賞にあたる品質賞をいただきました。
鋳造品製作において、大変品質に優れているという点でいただいた賞です。
このコンテストの課題に真摯に取り組んだ成果が形となり、学生達も非常に喜んでおりました。
18日には、6会場に分かれて、講演発表が行われました。
当研究室の学生4名の発表内容は以下の通りです。
・Characteristics of Erosive wear with Fe-C-Cr-Mo-W Multi-component cast steels containing V,Nb,Co
・薄肉球状黒鉛鋳鉄における鋳造欠陥の破壊力学的評価
・Nb及びV含有多合金鋳鋼の高温環境下における耐エロージョン摩耗特性に及ぼすCoの影響
・レアアース含有量の異なる薄肉球状黒鉛鋳鉄の疲労強度
また、清水先生は、講演大会の座長を務めた他、オーガナイズドセッションで、「日韓交流 鋳鉄の材質」という題目でオーガナイザとしてセッションの取りまとめをいたしました。
日本、韓国両方の講演発表をまとめ、最後に発表していただいた方々に記念品の贈呈をいたしました。
会場外では、こども鋳物教室も行われ、日頃小学生等を対象にものづくり教室を開いている清水先生もお手伝いをいたしました。
今回のこども鋳物教室は、北九州市環境マスコットキャラクター「ていたん」と久留米市イメージキャラクター「くるっぱ」をデザインしたペーパーウエイトを鋳造で製作するというものです。
今回の講演大会の参加も、大変実り多きものになりました。
当研究室の学生達には、この度の受賞におごることなく、日々研究に邁進してもらいたいと思っております。
準備・検討段階など4月から活動していた岩手大学(2チーム)、早稲田大学、近畿大学、東北大学、そして室蘭工業大学の計6チームがエントリーし、ある製品を鋳造する上での押湯やセキなどの形状を考慮し、シュミレーションソフトなどを用いて最適な条件(出来栄え、欠陥の有無、歩留まり)を求め、3Dの鋳型造型機で実際の型を作り、製品を鋳込むところまでを競うものです。
このコンテストで、品質賞、プレゼンテーション賞、ユニーク賞の3部門をもうけ、室蘭工業大学は見事最高賞にあたる品質賞をいただきました。
鋳造品製作において、大変品質に優れているという点でいただいた賞です。
このコンテストの課題に真摯に取り組んだ成果が形となり、学生達も非常に喜んでおりました。
18日には、6会場に分かれて、講演発表が行われました。
当研究室の学生4名の発表内容は以下の通りです。
・Characteristics of Erosive wear with Fe-C-Cr-Mo-W Multi-component cast steels containing V,Nb,Co
D3 楠本 健太
・薄肉球状黒鉛鋳鉄における鋳造欠陥の破壊力学的評価
D3 船曳 崇史
・Nb及びV含有多合金鋳鋼の高温環境下における耐エロージョン摩耗特性に及ぼすCoの影響
M1 田村 和宏
・レアアース含有量の異なる薄肉球状黒鉛鋳鉄の疲労強度
M1 戸舘 海灯
また、清水先生は、講演大会の座長を務めた他、オーガナイズドセッションで、「日韓交流 鋳鉄の材質」という題目でオーガナイザとしてセッションの取りまとめをいたしました。
日本、韓国両方の講演発表をまとめ、最後に発表していただいた方々に記念品の贈呈をいたしました。
会場外では、こども鋳物教室も行われ、日頃小学生等を対象にものづくり教室を開いている清水先生もお手伝いをいたしました。
今回のこども鋳物教室は、北九州市環境マスコットキャラクター「ていたん」と久留米市イメージキャラクター「くるっぱ」をデザインしたペーパーウエイトを鋳造で製作するというものです。
今回の講演大会の参加も、大変実り多きものになりました。
当研究室の学生達には、この度の受賞におごることなく、日々研究に邁進してもらいたいと思っております。