KSML 国立大学法人 室蘭工業大学 清水一道 ものつくり研究室


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清水 一道 Kazumichi Shimizu 室蘭工業大学 もの創造系領域 材料工学ユニット教授

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第19回テクノカフェ

第19回テクノカフェ

11月に続き、第19回室蘭工業大学テクノカフェが札幌の紀伊国屋書店において、室工大ものづくり基盤センターと北海道新聞社室蘭支社の共催で催されました。
テクノカフェとは、多岐に渡る「ものづくり」についての話を聞くことができる「講演会」や「体験講座」を催している企画です。
今回は「オール室蘭の力を世界に発信!」というテーマで、室蘭市の副市長を務めておられる小泉賢一氏にお越しいただき、「ものづくりのまち」室蘭の魅力や独自の取り組み、「港の利活用」などについて語っていただきました。

また、本年度10月に文部科学省から平成27年度「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に本学が選定され、今回のテクノカフェがその事業も兼ねております。
COC+とは、大学が地方公共団体や企業等と協働して、学生にとって魅力ある就職先の創出をするとともに、その地域が求める人材を養成するために必要な教育カリキュラムの改革を断行する大学の取組みを支援することで、地方創生の中心となる「ひと」の地方への集積を目的としている事業です。
本学は室蘭市をはじめとする北海道の自治体や北海道関連の企業と協働してこの事業を進めることになっており、小泉氏と清水先生がこの点についても話をされました。

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始めに「ものづくり体験教室」を行い、錫を使ったキーホルダー作りを行いました。
先着でどんどん製作いただき、各自オリジナルのキーホルダーを手にしておられました。

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続いて、「ものづくりトーク」に移り、「港の利活用を考える」と題して、室工大清水先生が聞き手となり、室蘭市副市長小泉賢一氏から話をお聞きいたしました。
小泉氏は、室蘭市の人口減少抑制や将来にわたり活力ある地域社会を創出するための施策を取りまとめた「室蘭市総合戦略」の推進組織である「室蘭市総合戦略推進会議」の座長を務められており、このお話や室蘭港の活用、それに伴うシップリサイクルについて等、お二人のトークが展開していき、来場された約50名もの方々がどんどん話に引きこまれていっていました。

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それに関連して、会場にはCOC+関連のパネルや、室蘭市、COC+参加大学である釧路高専、シップリサイクル関連等のパネル及び2010年に解体を行なったPCC船の備品が展示されました。

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また、会場では、室蘭工業大学オリジナルのお土産用お菓子を開発すべく、室工大と室蘭市にあるナニナニ製菓との共同で考案中のお菓子をご試食できるコーナーもあり、当日はナニナニ製菓の社長自らが試作をアピールされていました。

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その他、理系女子応援プロジェクトを紹介するパネル、室工大オリジナルの巨大ジンギスカン鍋等が展示され、毎回好評のメダル製造機では小さなお子さんがメダルを手にして喜んでいる姿が見受けられました。

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この日のテクノカフェも大変盛況のうちに幕を閉じました。
ご来場いただいた方々に感謝申し上げます。

イベント最後に、この日に出版されたばかりの清水先生が著された格言本「熱いうちに打て」が紹介されました。

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清水教授が今まで歩んできた数々の「ものづくり」を介在して知った想いや体験を通じて、先生が思ったさまざまなことを書き記した本です。
いくつもの「ものづくり」を通して、いつしか清水教授の中で「ものづくり」イコール「ひとづくり」となっていき、このことを多くの方々に伝えるべく、旭川のデザイン会社、株式会社昇夢虹様より格言本を出版する運びとなりました。
販売元、冊数共に限定となっております。
購入のお問い合わせは、下記まで。

出版元株式会社 昇夢虹
 http://syoumukou.com

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