夏休み親子工場見学・ものづくり体験バスツアー

2016年07月28日 16:22
[ものづくり基盤センター]

室蘭市企画による「夏休み親子工場見学・ものづくり体験バスツアー」が本学ものづくり基盤センター他で開催されました。
この企画は、室蘭市が将来的な市内就職・定住につなげるため、産学官民それぞれの立場で子ども達や親世代に室蘭市のものづくり産業等に触れる機会を提供し、まちへの愛着や誇りを醸成していく「鉄育」を推進しており、その一環として実施したものです。
昨年度は「オープンファクトリー」という名称でしたが、名称を変えて2回目の開催となりました。

1日目は、本学ものづくり基盤センターでのものづくり体験の他、楢崎製作所を巡るコースを親子7組18名が体験されました。
また、2日目には日本製鋼所室蘭製作所・鍛刀所での工場見学、室蘭市の建設業ものづくり体験が組み込まれたコースがあり、沢山の親子が2日間体験されました。

始めに、清水先生がものづくりに関する講義を行い、また、溶かした金属を水中に沈めると爆発的なエネルギーが起こる実験も見学いただきました。

続いて、ものづくり体験です。親子で協力しながら、オリジナルキーホルダーの型を作成していただき、そこにスタッフが溶かした錫を流し込んで完成させるという体験ですが、皆さん一心不乱に取り組んでいました。
完成後は、自分だけのキーホルダーを手に満足そうでした。

終わりに、このものづくり教室を体験いただいた記念として、清水先生から工大特製ものづくりボルタのお土産が参加された皆さんに渡されました。

ものづくり基盤センターでの体験終了後は、本学食堂にて昼食タイムとなり、その後、工場見学をする予定の楢崎製作所へ移動していかれました。

2日目には、日本製鋼所室蘭製作所での工場見学や室蘭工業大学地域活動拠点施設・テクノアゴラにて行われた室蘭市建設業協会ものづくり体験教室がありました。

この企画は、地元室蘭にいながらにして体験でき、小学生の夏休み自由研究の題材としては絶好の企画だったと思います。
自由研究のみならず、ご自分の街が世界に誇れる「ものづくりのまち」であることを実感していただける大変貴重な企画ですので、来年以降もどしどし参加いただきたいと思います。