日本鋳造工学会第168回全国講演大会・日本鋳造協会平成28年度秋季大会
- 2016年09月24日 10:19
- [研究活動]
日本鋳造工学会第168回全国講演大会・日本鋳造協会平成28年度秋季大会
2016年9月23日(金)~25日(日)
場所:高知市文化プラザかるぽ-と
高知市において開催された日本鋳造工学会168回全国講演大会に、清水先生及び清水研究室の学生が参加いたしました。この学会は、鋳造に関する学問、技術の進歩、向上と、それに伴う鋳造業界の発展を目的に設立された学術団体で、全国講演大会を春季と秋季の年2回開催しています。日本鋳造協会秋季大会も併せて開催され、毎回、約120件の研究発表が行われ、将来の技術活用や技術革新、そして新しい価値への挑戦の方向を見出すきっかけとして、大いに貢献しています。
今回は、高知県高知市文化プラザかるぽ-とにて開催されました。
企業によるカタログ展示も行われ、多数の企業の情報を収集する機会にも恵まれました。
24日に研究発表講演会が行われ、当研究室の教員及び学生が発表を行ないました。
「Fe-2C-5Cr-5Mo-5W-5Nb系多合金白鋳鉄のアブレシブ摩耗特性に及ぼすNiの効果」
助教 楠本 賢太
「Fe-2C-5Cr-5Mo-5W-5Nb系多合金白鋳鉄のエロ-ジョン摩耗特性に及ぼすNiの効果」
修士課程1年 太田 悠紀
「WC-Co系超硬鋳ぐるみ多合金白鋳鉄の高温エロ-ジョン摩耗特性に及ぼす炭素含有量の影響」
修士課程1年 樋口 千紗
全国大会での研究発表は、今後の研究に向けて刺激を受ける大変貴重な機会であり、多くのことを学んだ実り多い発表だった様子です。
この日の夜に行われた懇親会では、平成28年度Casting of the Yearの表彰と第2回学生鋳物コンテストの表彰式があり、企画委員長である清水先生が進行を務めました。
今回開催された高知市はよさこい祭りが有名ですが、懇親会ではそのよさこい踊りが披露され、大いに盛り上がりました。
講演大会の合間に高知市内にある桂浜にも足を運びました。
全国大会での発表という大変緊張する場でしたが、こういった歴史的に価値のある土地を訪れることができることも、日々研究を続けて発表することにより得られる経験です。今後も研究発表を続け、研究活動の糧にしていきたいと思っております。