KSML 国立大学法人 室蘭工業大学 清水一道 ものつくり研究室


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清水 一道 Kazumichi Shimizu 室蘭工業大学 もの創造系領域 材料工学ユニット教授

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日本鋳造工学会第170回全国講演大会・日本鋳造協会平成29年度秋季大会

日本鋳造工学会第170回全国講演大会・日本鋳造協会平成29年度秋季大会

2017年9月30日(土)~10月2日(月)
場所:秋田大学

日本鋳造工学会第170回全国講演大会が秋田大学で行われ、清水先生及び清水研究室の学生が参加いたしました。日本鋳造工学会とは、鋳造に関する学問、技術の進歩、向上と、それに伴う鋳造業界の発展を目的に設立された学術団体で、諸活動を通じて学・業界の発展に寄与しており、その一つがこの全国大会です。この全国講演大会は春季と秋季の年2回開催され、例年日本鋳造協会秋季大会も併せて開催されております。毎回、約120件という多数の研究発表が行われ、技術活用等に大いに貢献しております。

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会場では鋳造企業のカタログ展示や技術PRコ-ナ-もあり、多数の企業が鋳造業界の活性化のために出展しておりました。

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初日の30日には、清水先生がオ-ガナイズドセッションで司会進行を務めました。これは、日本鋳造協会創立85周年を記念した特別オ-ガナイズドセッションで、「黒鉛球状化理論」について議論され、清水先生がオ-ガナイザ-として、この議論を司会・まとめる役割を担いました。

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30日午後、日本鋳造工学会創立85周年記念式典が行われ、85周年特別功労賞の表彰や特別講演が行われました。また、平成29年度Casting of the Yearの表彰と第3回学生鋳物コンテストの表彰も行われ、室蘭工業大学代表の清水研究室が見事最優秀賞をいただきました。これは2014年のプレ大会、2015年の第1回大会と3回目の受賞となり、清水研究室の鋳物への並々ならぬ研究や情熱が評価されている証とも言えます。

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この日の夜には懇親会が催され、秋田会場ならではの「なまはげ」が会場を盛り上げ、和気あいあいとしたム-ドの中、皆さん交流を深めていました。

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10月1日に研究発表講演会が行われ、当研究室の教職員及び学生が発表を行ないました。

「多合金白鋳鉄の高温アブレシブ摩耗特性に及ぼすNi添加の影響」
助教 楠本 賢太

「多合金白鋳鉄の高温エロ-ジョン摩耗特性に及ぼす炭素含有量の影響」
研究員 船曳 崇史

「WC-Co系超硬合金鋳ぐるみ多合金白鋳鉄の高温エロ-ジョン摩耗特性に及ぼす溶射の影響」
修士課程2年 樋口 千紗

「多合金白鋳鉄のエロ-ジョン摩耗特性に及ぼす熱処理条件の影響」
修士課程2年 太田 悠紀

「Fe-C-Cr-Mo-W-Nb-Co系多合金鋳鉄のエロ-ジョン摩耗特性に及ぼすNi添加の影響」
修士課程1年 五十嵐 雄紀

こういった全国大会での発表は、これからの学生生活や社会人にとって、大きな経験となりますし、他の研究発表を聴講できる素晴らしい機会です。清水先生の、当研究室の教職員や学生に沢山の経験を積ませたいという思いが込められております。


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