SPCI-XI
- 2017年09月04日 11:33
- [研究活動]
SPCI-XI[研究活動]
2017年9月4日(月)~6日(水)
場所:スウェ-デン ヨンショ-ピング
スウェ-デンで行われたSPCI-XI(鋳鉄の加工における国際シンポジウム)に清水先生と楠本助教が参加、研究発表を行ないました。この学会は、ほぼ4年おきに世界規模で開催されている学会で、鋳鉄における著名な研究者が発表を行なう学会です。
スウェ-デンは2014年のAbrasion会議の際にも訪れている土地ですが、今回訪れたヨンショ-ピングは初めての訪問で、スウェ-デンで2番目に大きいヴェッテルン湖の南3分の1を挟み込むように位置している都市です。今回の学会は、この湖畔のホテルを会場に行われ、大変風光明媚な場所での開催でした。
5日には清水先生が研究発表を行ないました。
題目:"Effect of C content on high temperature erosive wear characteristics of Fe-based V containing multi-component white cast iron with Ni"
他国の研究者からも注目を集め、質問を受ける場面もあり、また、他の研究発表の際には、清水先生も盛んに質問を投げかけて、現在取り組んでいる研究をお互いに披露しあいました。
その夜には、バンケットが催され、和やかな雰囲気の中、各国の研究者らが盛んに情報交換を行っていました。
6日には楠本助教が研究発表を行ないました。
題目"Influence of nickel addition on erosive wear behavior of Fe-based Nb containing multi-component white cast iron"
世界ではどのような視点で研究が進んでいるかを知る絶好の機会となり、大変有意義な学会出席となりました。今後の研究活動に大いに参考にしていきたいと思っております。