公益社団法人日本鋳造工学会飯高賞 受賞
- 2018年05月19日 11:30
- [研究活動]
公益社団法人日本鋳造工学会では鋳造に関する学問および技術を奨励することを目的に、毎年表彰を実施しております。
このたび、本研究室より清水一道教授が第171回全国講演大会(兵庫県神戸市開催)にて飯高賞を授かりました。飯高賞は、鋳造工学に関する基礎的分野の研究、調査などで特に卓越した業績を上げた人物を表彰するもので、日本鋳造工学会では、学術関連の最高学術賞になります。
受賞内容は、「鋳鉄の各種機械的性質に及ぼす諸因子の影響に関する基礎的研究」です。
清水教授は、同学会より2000年に鋳造に関する学問および技術の進歩・向上あるいは本学会の発展に将来大きく寄与されると考えられる新進気鋭の方に贈られる「日下賞」を、
また近年では、2012年に北海道における鋳造業界の発展に係わる功績を認められ、「北海道支部創立60周年記念 特別功労賞」を受賞されております。
清水教授は「この分野で認めてもらえたという感じ。自分の研究分野で社会に認められるというのはうれしい」と喜びをあらわにされました。
室蘭は鉄のまちで、ものづくりのまちです。今回の受賞を機に、基礎研究に携わる研究者が増えていってもらいたいと期待を込めております。