KSML 国立大学法人 室蘭工業大学 清水一道 ものつくり研究室


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清水 一道 Kazumichi Shimizu 室蘭工業大学 もの創造系領域 材料工学ユニット教授

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第26回テクノカフェ

第26回テクノカフェ

2018年9月2日(日)
場所:紀伊国屋書店札幌本店1階インナーガーデン
第26回室蘭工業大学テクノカフェが2日、札幌市中央区の紀伊国屋書店札幌本店で開催されました。
 
今回は、車両の塗装業の傍ら、スポーツ選手のヘルメットのペイントなどを手がける風晴幹央(かぜはるみきお)さん(48)=旭川市=をお迎えしての講演です。
 
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11時から13時のものづくり体験教室では、キーホルダー制作に多数のお子さんが参加していただきました。
 
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14時からのトークでは、風晴氏が作成したカスタムペイント作品を前に、カスタムペイントとは何か、カスタムペイントの面白さと難しさなどについて語っていただきました。
 
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風晴氏は小学生のころ、釣りのルアー(疑似餌)を自分で作るため、小遣いをためてエアブラシを買ったのが塗装との出合いとなり現在まで続いているとおっしゃっており、子供の頃の夢を現実に叶えていらっしゃいます。
これまで、スノーボードアルペンの竹内智香選手らのヘルメットの塗装を制作したことがあるそうです。
 
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今回、旭川のイベントでの縁で、清水教授が風晴氏と出会い、自著である「熱いうちにうて」をイメージしたファイアーパターンのヘルメットと、鋳物をイメージしたヘルメットを制作いただきました。
 
鋳物様のヘルメットは、触り心地もザラザラと鋳物表面(鋳肌)のようになっており、風晴氏いわく車体のさび防止用塗料を使うと黒光りする鋳物の質感を出せると説明され「ものづくりには遊び心が必要」と語られました。
 
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清水教授も、「北海道型ジンギスカン鍋」や「鐵の素クッキー」「北海道型ジンギスカン鍋クッキー」など面白いアイデアやデザインを思いつき商品化されてきています。
「これからのものづくりにはカスタマイズ(目的に応じた改造)とデザインが大事になってくる。風晴さんの技術を次世代に伝えてほしい」と清水教授はおっしゃっておりました。
 
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多くの方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。
今後も、テクノカフェ開催いたしますので、どうぞお気軽にご参加ください。

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