ものづくり教室【みなと小学校】

初めのうちはやや緊張気味でしたが、身近にあるマンホールの蓋やお寺の鐘、オリンピックなどのメダルが鋳造という方法で作られていること、そしてその鋳造をこれから自分たちが体験するということが分かると、俄然やる気が満ち溢れてきました。

 

手順に従ってシリコーンゴムシートを型抜きし、板で挟んでネジ止めした後は、危険を伴う作業のため、センターのスタッフに任せていただきます。

 

スタッフによる溶かした錫を流し込んだり、機械で研磨したり、穴を開けてチェーンを取り付けたりといった一連の作業を、生徒さんたちは興味津々で取り囲み見学されていました。

 

後半は大学構内の見学です。小学校の校舎とは違う規模や造りに、大きな歓声が上がりました。

 

総合研究棟（Ｙ棟）のギャラリーでは、展示されている「ふいご」を実際に触り、大量の空気が送り出される様子を体感されました。

 

 

最後の質問コーナーでは、ものづくりだけでなく大学そのものに対する興味からも、たくさんの幅広い質問がなされました。

 

生徒さんたちが今日の体験学習で持った疑問や興味を大きく育て、それがいつの日にか、室工大への進学やものづくりへの道に繋がってくれれば、これほど嬉しいことはありません。