国際学会参加【The 73rd World Foundry Congress】
- 2018年09月30日 14:11
- [国際会議]
2018年9月23日~9月28日まで
場所:ポーランド
2018年9月23~28日までの6日間,ポーランド・クラクフ内のICE KROKOW Congress Center においてThe 73rd World Foundry Congress "Creative Foundry" (第73回世界鋳造会議)が開催されました.
世界鋳造会議(WFC:World Foundry Congress)は主に鋳造に関する国際会議で,第一回大会はフランス・パリで行われ90年以上の歴史を誇ります.
前回大会の第72回世界鋳造会議は2016年に日本・名古屋で開催されており,今回当研究室からは,清水教授,楠本助教のほか,2名の博士前期課程の学生と共に,9月24,25日の2日間本会議に参加しました.
9月24日(月)は,午前に開会式及び基調講演が行われました.開会式は,ポーランド鋳造学会会長のTadeusz Franaszek氏による挨拶から始まり,クラクフ市内の学生による催し物で会場を賑わせました.
日本人の参加者数は約70名でした.
9月25日(火)は,多くの分野に別れた「Technical Sessions」があり,当研究室では4件発表を行いました.
「Abrasive wear characterictics of multi component white cast iron」
「Prediction of shrinkage cavities of using casting simulation」
「Thermal stress analysis of TiC cast-in insertion multi-component white cast iron」
「Influence of nickel content on erosive wear and heat treatment conditons behaviour of multi component white cast iron」
今回,博士前期課程(修士)の学生2名が参加しているが,国際的な研究の流れ,本質を感じ取り,得るものが大きい6日間だったようです.
国際学会という規模の大きい学会を経験することで知見を広め積極的に海外の参加者とコミュニケーションを取ることが非常に重要だと感じています.