ものづくり教室【登別市立西陵中学校】

2018年11月28日（水）10：00－12：00

場所：ものづくり基盤センタ－

今日は西陵中学校のみなさんが、はるばる登別から「ものづくり教室」に参加されました。

男子24名、女子17名の合計41名の1年生たちですが、進路学習の一環として職業調べをしているうちの一コマだそうです。

事前に、仕事のやりがいや意義についてなどの質問事項もいただきました。

ものづくりの技術と材料の歴史についての講義は、中学1年生にはやや難しかったかもしれませんが、それでも一生懸命にメモを取りながら聞き入っていました。

また、鐵の街室蘭を紹介する、普段はなかなか見られない幻想的な工場夜景や上空からの映像に、思わず感嘆する声やため息が漏れてきていました。

講義の後は、溶かした錫を使ったカントリーサイン製作の実習です。

まずは清水先生のお手本をしっかり見て、製作手順を覚えます。

併せて行ったちょっとした実験は、今日一番の盛り上がりを見せました。

二人一組で協力してカントリーサインを作ります。

手順を間違えたり、うまく行かなかったりしてやり直したペアもあったようですが、最終的には全て時間内に完成させることができました。

まとめの講義では、清水先生が思う仕事のやりがいや意義について話があり、生徒のみなさんには是非とも世界に羽ばたく人材になってほしいと激励がありました。

追伸：12月の初旬に、生徒のみなさんからお手紙をいただきました。

体験学習の感想と丁寧なお礼の言葉が、どの用紙にもびっしりと書かれていました。

中でも多かったのが、「ものを作っている人のことを思い、作っている人に感謝したい」「常に挑戦することを忘れず、チャンスを掴みたい」という言葉でした。

清水先生の熱い想いが、生徒のみなさんに届いたのだと思います。こちらこそありがとうございました。