室蘭工業大学インフォメーションキャラバン in SAPPORO
- 2019年07月07日 16:26
- [ものづくり基盤センター地域連携活動教育活動]
室蘭工業大学インフォメーションキャラバン
in SAPPORO
2019年7月6日(土)13:00~18:00、7月7日(日)10:00~16:00
場所:札幌市 紀伊國屋書店札幌本店1Fイベントスペース
毎年恒例の室蘭工業大学インフォメーションキャラバンが、紀伊国屋書店札幌本店1Fインナーガーデンにおいて7月6日・7月7日の週末2日間に渡り開催されました。
このインフォメーションキャラバンとは、2006年から実施しており、室蘭工業大学の特色ある教育・研究・地域貢献の取組みを広く知ってもらうため、一般の方々に向けて模擬講義を行ったり、実験・体験コーナーやパネル展示コーナー、入試相談コーナーを設置し、沢山の方々にご参加いただくイベントです。
6日(土)は14時から、ものづくり体験教室を実施しました。
これは、錫と鋳型を使ってオリジナルのキーホルダー作りをすることで、鋳造技術を身近に体験できるものです。
耐熱性のあるシリコーンシートに自分の好きなキャラクターを描き、くり抜くことで型が完成します。
そこに、200℃以下で溶解する錫を含む低融点合金を溶かしたものを注ぎ入れ、冷やし固めるとキーホルダーが出来上がります。最終的に、小学生ら60人以上が参加するほど大盛況でした。
7日(日)は、室工大の教員による出前講義を開催しました。室工大で実施している、研究などについて担当教員がわかりやすく講義をします。
清水教授(創造工学科)も「SDGsを考えた将来のものづくり産業」と題して、45分間の講義をされました。なかでも、清水教授が平成20年から継続的に取り組んでいるシップリサイクルは「SDGs=持続可能な開発目標」に合致したものであり、今後より一層、力を入れていく必要がある、と話されていました。
他にも前後して、同じ創造工学科の花島直彦教授による「ロボット温故知新」と、システム理化学科の岸上順一教授による「アフターICTの技術と2030年の皆さんの生活」について講演がありました。
どの講演も参加者が20名以上となり、好評でした。
大学に関連するイベントとしては、来る8月3日(土)に、室蘭工業大学でオープンキャンパスが開催されます。今回は、工学部から理工学部に改組後、初めてのオープンキャンパスになります。大学進学を検討しているお子さんにとって、オープンキャンパスは実際の大学を知る良い機会です。
今回の模擬講義で話された内容だけではなく、いくつもある各研究室が実施していることを紹介しています。事前申し込みが必要な内容もありますので、検討していただき、是非、室蘭工業大学にいらしてください。