ものづくり教室　水元小4年生

毎年3～5年生が「ものづくり教室」に参加されている室蘭市立水元小学校から、今年度のトップを切って4年生34名が来学されました。

あいにくの雨模様でしたが、それでも元気いっぱいの挨拶が基盤センターに響きます。

去年の3年生時に、一人一個のキーホルダーを作った生徒さんたちが新たにチャレンジするのは、カントリーサインのペーパーウエイトです。

こちらは作業が難しくなることなどから、二人で一個の製作になります。

 

 

まずは、簡単な講義を聞いてもらいました。大学の紹介やものづくりの方法など、去年お話したことも踏まえつつ、「鋳造という方法で作った、身の回りにある製品って何だったか覚えてる？」と質問を投げかけると、「知ってる！マンホールでしょ？」「郵便ポストも！」「消火栓！」と、次々と答えが返ってきました。1年前に学習したことを、きちんと覚えていてくれたのですね。

 

 

次に、ペーパーウエイト製作の実演と簡単な実験を見てもらいました。

生徒の皆さんは、溶けた錫が光を反射しながら生き物のように動く様子に釘付けになっていました。中には、実験が終わってから先生や手伝いの学生にまとわりつき、質問攻めにしている生徒さんもいました。

いよいよ製作開始です。二人一組となり、協力して作業を進めます。

砂型を作ってしまえば、後は錫を流し込んでもらい完成を待つばかりです。

早いうちに作業を終えた生徒さんは、道具を片付けたり机や床の掃除をしたりと頑張ってくれました。

 

 

生徒さんたちに、理系の面白さやものづくりの楽しさを少しでもお伝えすることができたのであれば幸いです。

可能であれば、5年生になる来年度もぜひ「ものづくり教室」にいらして下さい。お待ちしております。