山形県工業技術センター　来学・講演

山形県工業技術センター超精密技術部では、機械加工技術とＭＥＭＳ技術等を組み合わせた、技術融合プロセス開発事業に取り組んでおり、これまでに得られた超精密加工技術成果を活用し、新素材や難加工材の高品位加工への対応並びに高機能金型製作技術、精密成形技術の開発を目指しています。また、切削加工、研削加工、塑性加工、特殊加工など、機械加工一般に関する研究開発、技術相談及び受託試験への対応等により、県内企業の製品開発、技術力向上の支援を行っています。

お二人は、2012年11/19-20日に開催されました、シンガポールの学会でお会いしました。
2012/12/17　9：41[研究活動]　Ｍ3　2013　国際会議　参加報告参照　
ＵＲＬ：http://shimizu-kazumichi.com/2012/11/m3-2012.html#more

その様なご縁で清水教授が、山形県工業技術センターにお招きいただいき講演を行い、
今回大学にてお二人方に講演願いました。

6日に来学され施設見学、打ち合わせを行いました。

ものづくり基盤センター　鋳鍛造室の見学。


メダル製造機の体験。


大学事務局内に展示している巨大ボルタの記念撮影。


清水研究室　見学。
研究室にある、試験設備について質問され、特に高温環境下での素材の硬さを測定する「高温ビッカース硬さ試験機」に大変興味を示されました。

7日は午前10時より講演を行いました。

講演者　　山形県工業技術センター　超精密技術部　主任専門研究員　加藤睦人
講演題目 「地元企業とともに世界を目指す山形県工業技術センター　～超精密加工テクノロジープロジェクト～」
非球面や高精度溝、微細形状の各加工技術やこれまでの研究成果などを紹介致しました。



約一時間ご講演された後、次いで鈴木様に講演していただきました。


講演者　　山形県工業技術センター　超精密技術部　専門研究員　鈴木庸久
講演題目 「カーボンナノチューブ複合コーティングと高性能加工ツールへの応用」
複合めっき被膜の開発経緯などを解説いただきました。


講演終了後、はるばる北海道にお越しいただいたので研究室の学生、事務員も一緒にジンギスカン鍋を頂きました。


昼食後は学生と意見交換会を行いました。




学生の研究発表の様子。

加藤様、鈴木様　遠い所お越しいただきありがとうございました。