KSML 国立大学法人 室蘭工業大学 清水一道 ものつくり研究室


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清水 一道 Kazumichi Shimizu 室蘭工業大学 もの創造系領域 材料工学ユニット教授

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RMIT(ロイヤルメルボルン工科大学)ものづくり教室

2016年10月19日
場所:室蘭工業大学 ものづくり基盤センタ-

オ-ストラリア・ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)の学生10名が、本学ものづくり基盤センタ-においてものづくりを体験しました。RMITは、本学と学術交流協定を結んでおり、毎年学生数名が数日間来日し、交流を深めております。昨年度は諸事情で来日が実現せず、2年ぶりの来日となる今回は、10月14日から26日まで滞在し、本学で研修を行います。毎回清水先生がものづくり教室を開講し、日本での「ものづくり」を体験していただいております。
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今回は、最初にものづくり基盤センタ-内にある3Dプリンタ-を見学された後、ものづくり講義を受講いただき、熱して溶かした金属を急速に冷やす実験をご覧いただきました。その後カントリ-サインのペ-パ-ウエイト製作の手順説明をし、ものづくりに取り組んでいただきました。

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皆さん、初めての鋳造体験で歓声を上げながらペ-パ-ウエイトを完成させていました。完成品と清水先生から室工大特製のボルタのお土産が贈られ、また、引率の先生には室工大特製ジンギスカン鍋と清水先生の本が贈呈され、次の研修先へと向かわれました。

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今回も受講いただきありがとうございました。室蘭滞在の良い思い出になったのではないでしょうか。来年度も是非ものづくり基盤センタ-へ足を運んでいただきたいと思っております。


ものづくり教室[水元小学校][ものづくり教室]

ものづくり教室[水元小学校]
2016年10月6日(木)
場所:室蘭工業大学 ものづくり基盤センタ-

水元小学校5年生41名がものづくり教室のために来校されました。8月に行われた3年生、4年生に続き、5年生の皆さんにはより高度な卵パッケ-ジ作りに挑戦していただきました。
最初に、清水先生のものづくり講義があり、ものづくりの基礎を学んでいただきました。その後、卵パッケージ作りへと移りました。
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このものづくりは、5、6人一組でダンボ-ルを使用して規定内の大きさ(30×30×30cm)で箱を作成し、その中に卵を6個入れて5mの高さから箱を落して卵がいくつ割れるかを班ごとで競う実験です。いかに卵が割れないようにするか頭を悩ませながら、ダンボ-ルを切ったり貼ったりして箱を製作していました。

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苦労して作った箱を持って、ものづくり基盤センタ-外で落下実験を行いました。落下させる度に歓声が上がり、自分の班の箱を覗いて卵の確認をしていました。結果は、6個全て割れずに残った班が2班ありました。

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このものづくりによって、規定サイズ内でなるべく軽く箱を作り、どれだけ卵を割らずに済むかということを学んでいただきましたが、水元小学校では3年間を通して「ものづくり」を段階を踏んで学んでいただいております。この体験が、将来の職業に生かされるよう、今後もお隣の学校という利点を生かして、継続してご参加いただきたいと思っております。



イノベ-ション特論(特別講義)

イノベ-ション特論(特別講義)
2016年9月30日(金)
場所:室蘭工業大学 C104

博士後期課程に向けての授業として設けられている「イノベ-ション特論」特別講演として、清水先生が講師をお招きして、講演をお願いいたしました。
今回ご講演いただいたのは、清水先生が取り組んでいる理系学生応援プロジェクトでも講演いただいている、日産自動車(株)成形技術部の神戸洋史氏です。

演題:「自動車の鋳造技術と生産管理技術」
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日本鋳造工学会副会長である神戸氏は、この学会を通して清水先生とお付き合いがあり、そのご縁で普段伺うことのできない日産自動車の生産や技術に関するお話をしていただきました。その中で、清水先生の研究でもある自動車の鋳造に関するお話等も伺うことができました。

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講演後の学生の質問に対しても、丁寧にお答えいただき、今後の研究等に大いに参考になる話を拝聴できる機会でした。

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日本鋳造工学会第168回全国講演大会・日本鋳造協会平成28年度秋季大会

日本鋳造工学会第168回全国講演大会・日本鋳造協会平成28年度秋季大会
2016年9月23日(金)~25日(日)
場所:高知市文化プラザかるぽ-と

高知市において開催された日本鋳造工学会168回全国講演大会に、清水先生及び清水研究室の学生が参加いたしました。この学会は、鋳造に関する学問、技術の進歩、向上と、それに伴う鋳造業界の発展を目的に設立された学術団体で、全国講演大会を春季と秋季の年2回開催しています。日本鋳造協会秋季大会も併せて開催され、毎回、約120件の研究発表が行われ、将来の技術活用や技術革新、そして新しい価値への挑戦の方向を見出すきっかけとして、大いに貢献しています。
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今回は、高知県高知市文化プラザかるぽ-とにて開催されました。

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企業によるカタログ展示も行われ、多数の企業の情報を収集する機会にも恵まれました。

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24日に研究発表講演会が行われ、当研究室の教員及び学生が発表を行ないました。


「Fe-2C-5Cr-5Mo-5W-5Nb系多合金白鋳鉄のアブレシブ摩耗特性に及ぼすNiの効果」
助教 楠本 賢太

「Fe-2C-5Cr-5Mo-5W-5Nb系多合金白鋳鉄のエロ-ジョン摩耗特性に及ぼすNiの効果」
修士課程1年 太田 悠紀

「WC-Co系超硬鋳ぐるみ多合金白鋳鉄の高温エロ-ジョン摩耗特性に及ぼす炭素含有量の影響」
修士課程1年 樋口 千紗


全国大会での研究発表は、今後の研究に向けて刺激を受ける大変貴重な機会であり、多くのことを学んだ実り多い発表だった様子です。

この日の夜に行われた懇親会では、平成28年度Casting of the Yearの表彰と第2回学生鋳物コンテストの表彰式があり、企画委員長である清水先生が進行を務めました。

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今回開催された高知市はよさこい祭りが有名ですが、懇親会ではそのよさこい踊りが披露され、大いに盛り上がりました。

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講演大会の合間に高知市内にある桂浜にも足を運びました。

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全国大会での発表という大変緊張する場でしたが、こういった歴史的に価値のある土地を訪れることができることも、日々研究を続けて発表することにより得られる経験です。今後も研究発表を続け、研究活動の糧にしていきたいと思っております。



卒業研究Ⅰ 中間発表及び懇親会

熱エネルギー工学研究室(清水研究室)を含む旧熱流体講座の中間発表会が行われました。
当研究室には現在学部4年生が9名おり、来年3月の卒業に向けて現在進めている研究の発表を行ないました。

まず、清水先生から発表に向けての研究のあり方等のお話があり、その後、研究発表がなされました。

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宮古市産業まつり

岩手県宮古市で行われた「宮古市産業まつり」で室工大として当研究室がものづくり教室を行いました。
この催しは、宮古市の特産品が一堂に集結するおまつりで、今回、室蘭市と宮古市との間にフェリー航路開設が予定されている縁で、室蘭、登別、伊達3市が西胆振の特産品やものづくり技術をPRするために参加したものです。

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エフレメンコ先生来学、表敬訪問

室蘭工業大学と国際学術交流協定を締結しているウクライナ・プリアゾフスキ工科大学からVasily Iefremenko(ワシリー・エフレメンコ)教授が共同研究のため来学されました。

Iefremenko 教授は、2012年に3か月来学され、それ以来、清水先生との共同研究が続いており、昨年12月にも来学されています。

9月7日には、本学の空閑学長との会談がありました。清水先生、馬場理事も交えて英語での和やかな会話が続きましたが、現在のウクライナ情勢等への質問に、これまでの過酷なウクライナの状況を説明する場面もありました。

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