京都市で開催されました日本鋳造工学会第164回全国講演大会に清水先生が参加いたしました。日本鋳造工学会とは、我が国の鋳造に関する学問、技術の進歩、向上とそれに伴う鋳造業界の発展を目的に、昭和7（1932）年5月に設立された学術団体です。この団体が年に2回開催している全国大会に、日本鋳造工学会理事である清水先生が参加されました。

登別教育委員会からのご依頼で、登別ときめき大学基礎コースにおいて清水先生が講演を行いました。登別ときめき大学とは、年齢・性別に関係なく学ぶことのできる市民大学で、基礎コ－スと連携コ－スで構成されており、自分の興味のある講座を受講することが出来る大学です。卒業という制度はなく、生涯を通して学び続けることができ、基礎コ－スでは社会・経済・文化・歴史などさまざまな分野をテ－マに年8回ほどを予定しているそうです。

スペイン・ビルバオで開催されましたWorld Foundry Congress 2014（第71回世界鋳造会議）に清水先生、及び当研究室のD3楠本、D3船曳が参加いたしました。今回は学会発表のほか、清水先生が所属する日本鋳造工学会の一員として2016年に日本で開催されるWFC2016の事前調査とPR活動も兼ねております。他に日本から多くの関係者が来場しておりました。

京都の福知山市にある京都府立工業高校にて、YFE鋳物教室が行われました。
これは、日本鋳造工学会が、理系の若者を育成しようと、関西で初めて開催したもので、室蘭工業大学をはじめ、関西大学、近畿大学の教授や学生10名が工業高生12名に指導しました。

札幌市澄川にある「ラ－メン兜」のラ－メン丼の開発を依頼され、この度完成し、室蘭工業大学生協より販売される運びとなりました。「ラ－メン兜」の運営会社サムライの塙将孝代表取締役が先輩である清水先生にインパクトのある丼を作って欲しいと依頼し、伊達政宗の兜をイメ－ジしたデザインを考案、これを元に木型製造の伸和機型（栗山）が木型を製作、鋳物製造の岩見沢鋳物が鍋を製作しました。

国立大学法人　豊橋技術科学大学　寺嶋一彦教授に来学いただき、ご講演いただきました。寺嶋教授は、シュミレ－ションと実験の両解析を基本として"ロボティックスとオ－トメ－ション"を中心としたシステム制御の研究に取り組んでおられます。また、生活支援や医療福祉健康支援を目指して、ロボットの開発もされており、高齢化社会に関する様々な取り組みについて講演いただきました。

演題：「高齢化社会を元気にするスマ－トロボット技術
　　　　　　　　　　～介護ロボットからモノづくりの支援まで～」

今年度4月より、清水先生が機械航空創造学科所属に変更になったため、清水研究室所属の学生が10名、博士前期過程9名、博士後期課程6名（研究生含む）となりました。

また、4月2日に特別研究学生として大連交通大学より来日した于婷（Yu Ting）さんも清水研究室の仲間となりました。于さんは、日本語能力検定2級も取得しており、初日から実験室に入り、大変研究熱心です。清水先生の元で1年間研究を続ける予定です。